RealAudio入門

RealAudioファイルの作成


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RealAudioファイルは、WindowsやMacを使って、パソコンで簡単に作成することができます。 ただし、クリアなオーディオクリップを作成するには、いろいろ考慮しなければなりません。 ここでは、Windowsを例にしてのRealAudio clipを考えてみましょう。

必要なもの

RealAudio Encoder
Progressive Networksが無償配布している オーディオ圧縮プログラムです。 Windowsの場合、16bit版と32bit版があります。 32bit版をWindows3.1(J)で使用する場合には、 Win32sが必要となります。 もちろん、32bit版の方がエンコードスピードは向上します。
RealAudio Player
RealAudio Playerは、RealAudioファイル(.ra)をそのまま再生できます。 これを使って、作成されたオーディオクリップの音質チェックを行ないます。
Audio Recording Software
長時間のオーディオクリップを作成するには、HDレコーディング可能な オーディオソフトウェアが必要です。
VOLARNETは、SharewareのCool Editを使用しています。
サウンドカード
高品質な録音を行なうには、ノイズの少ない16ビットサウンドカードが必要です。
VOLARNETは、Gravis Ultra Sound/MAXを使用しています。
録音器材
CD/カセット/8mm/VCR/ラジオ/マイクなんでも結構です。サウンドカードとの接続ケーブルを忘れずに。 ただし、素材の著作権には十分な配慮が必要です。
モニター用ヘッドホン
録音チェックには、クローズタイプのヘッドホーンが向いています。

クリアなオーディオクリップを作成するためには

  1. 雑音の少ない素材を使いましょう。
    まず、ノイズの少ない素材を用意することが重要です。 特に、カセットテープの場合には、必ずDOLBYをONに しましょう。これで、テープのヒスノイズを大幅にカットすることができます。 DOLBY録音されていない 場合でも、これは有効です。
    なお、ビデオデッキは、高音質なカセットデッキとして使用できます。

  2. 録音レベルは控え目に
    録音で失敗しやすいのが録音レベルの設定です。 誤ったレベルで録音すると音が割れたり、濁って聞こえます。

    音楽の場合には、クライマックスのところを基準にしてレベルを設定します。 テレビなどでは、コマーシャルが音量が最大ですから、これを目安にすればよいでしょう。

    RealAudioでエンコードする場合は、控え目なレベルで録音した方が明瞭な結果が得られるようです。

  3. 録音は16bit/11KHz/モノラルから始めてみましょう。
    RealAudioは、8KHzモノで再生されることを前提にしています。 このため、録音は 通常は11KHzモノで充分です。 ただし、高音域がのびた音楽素材の場合は、ノイズ が増える場合があります。 これは、アンチエイリアスによる歪みで、サンプリング 周波数が十分でなかった結果発生する現象です。 こんな場合には、22KHz, 44KHz など、高い周波数で録音してみてください。

    VOLARNETが通常の素材は16bit 11KHz モノラルで録音しています。

  4. コンピュータはノイズ源であることを忘れずに!
    案外見落としがちなのが、コンピュータが発生するノイズです。 音源とサウンドカードを 結ぶケーブルは、取り回しをいろいろ試してノイズが最少になるようにしましょう。 モニタからのノイズも結構ピックアップされるようです。

    またコンセントからのノイズの回り込みにも注意してください。 VOLARNETは、カセットから録音する場合は、極力バッテリーで再生します。

  5. 快適なエンコードには速いコンピュータが必要です
    再生と異なり、エンコードはさまざまな計算が必要な複雑なプロセスです。 このため、できるだけ高速なCPUを搭載したコンピュータでエンコードを行ないましょう。

    VOLARNETの使用しているコンピュータは、IBM-AT互換機 DX4(100MHz)+24MB RAMです。 RealAudio Encoder1.0の場合、20秒のオーディオクリップをエンコードするために、 16bit版で60秒、32bit版で40秒かかります。


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(C) VOLARNET, 1995