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2000年7月14日(金)東洋経済日報
三千里
在日の身体障害者や一人暮らしのお年寄りの生活を支援しているコリアボランティア協会(康秀峰代表)が存亡の危機に立たされている▼同協会は、大阪市生野区のマンションを無償で借りて事務所にしていた。ところが、不況のあおりでビルのオーナーが替わったことから、8月を期限に突然立ち退きを迫られた。資金不足ながら活動は順調だっただけに、大変な問題を背負い込むことになった▼94年に設立された同協会は、95年の阪神大震災ではいち早く被災地の長田に駆けつけ、在日韓国・朝鮮人、日本人の区別なく支援活動を行った。5年たったいまでも「復興住宅」の独居老人の生活相談などを続けている▼時代の流れにも対応し、最近は自前のヘルパーを抱え訪問介護にも力を入れている。また、今年5月には、事務所とは別のフロアに高齢者や障害者が憩える「憩いのマダン」を開設したばかりだった。こうした実績から、関西では一目置かれるボランティア団体だ▼拠点探しがさっそく始まった。その資金集めに奔走する代表代理の鄭さんは、「新しい事務所を確保できるまではテントを張ってでも頑張る」と覚悟を語る。関西には一人暮らしの在日が多く、同協会の支援を頼みにしている人も多い▼それだけに協会の拠点が1日も早く整うことを祈りたい。カンパは郵便振替00920−6−29408。(M)
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