掲載新聞 2000年7月12日(水)読売新聞
2000年7月12日(水)読売新聞 新拠点の費用支援を

 国籍や民族、障害を超えて共生を目指す、ボランティアグループ「コリアボランティア協会」(大阪市生野区)の代表代理、山田裕子さん(50)から「泉の手を貸してください」とファックスが届きました。
 <南北首脳会談も実現し朝鮮半島融和も、さあこれから、という時ですが、協会は今、困った状況に直面しています。マンションの所有者の好意で無償で借りてきた事務所が、この不況で所有者が交代し使えなくなったのです>
 同協会は1994年1月に発足し、現在、登録会員は6000人。様々な国籍の人たちが参加しています。高齢者や障害を持つ方の介護、生活支援、社会参加の活動に取り組み、阪神大震災では韓国民団と朝鮮総連の協力態勢を仲介し、1500食の合同炊き出しを実現しました。
 <これまで8人の職員が私財を投入し、無給に近い形で活動を続けてきました。マンション所有者からは7月中に引っ越し先のめどをつけてほしいと言われていますが、移転費用を捻出する余裕がないのです>
 現在の事務所は約100平方メートル。多い時には30人前後のボランティアが出入りしているそうです。障害者やお年寄り、子供らがいつ助けを求めにきてもいいようにと、1年半までは24時間、職員が詰めていたといいます。
 <新しい事務所はまだ見つかっていませんが、活動の中断だけは何としても避けたいのです。職員はカンパのお願いに走り回っています。泉を通して読者に支援を呼びかけていただけたら、と思います。新しい拠点を与えてください>
 カンパの振込先は、郵便振替00920−6−29408の同協会へ。
 カットは赤羽恒男さんのルコウソウです。

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