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海越えたボランティアの輪 韓国学生グループがコリアボランティア協会訪問 【大阪】韓国京畿道安山市、安山工科大学社会福祉科の学生十六人が二十四日からの五泊六日、生野区にあるコリアボランティア協会(康秀峰代表)を研修訪問した。同協会が行う、障害者・高齢者介護や阪神大震災での被災地活動を、直接体験してみるのが目的。 コリアボランティア協会が韓国にも知れわたったのは、昨年八月、韓国のKBS放送が同協会の五年間の活動を一本の特集にまとめ、放映したのがきっかけ。コリアを全面に出して、厳しい財政のなかでも弱い者のために生きる姿に、多くの韓国人が涙したという。 同社会福祉研究会ではさっそく、同協会講演会を発足させるなど、その活動に高い関心を示し、相互交流も打診した。これを受けて昨年十二月、同協会の鄭炳熏代表代理らボランティア二人が安山市を訪れ、相互の姉妹縁組を締結、今回の企画がまとめられた。 期間中、学生たちは同協会会員宅などでホームステイしながら、コリアタウン(御幸森商店街)見学を皮切りに、生野区周辺の福祉施設を訪問。被災地では、神戸市長田区の仮設住宅跡を視察したほか、被災者向け復興住宅も訪ね、在日一世のハラボジ・ハルモニとの交流を深めた。 学生の一人、都京玉さん(一八)は「復興住宅の施設は立派だったけど、ハラボジ・ハルモニたちは一人ぼっち。ボランティアの存在を痛感しました。韓国に帰っても、疎外された人々のために役立つ人材になれるよう、がんばります」と話した。 帰国前日の二十八日夜。同協会では学生とボランティア、会員が見守るなかで姉妹縁組式が行われ、康代表と引率責任者の林鍾豪さん=養護学校教諭=との間で、姉妹縁組証書が交わされた。 鄭代表代理は「ボランティアの輪が、海を越え韓国にも広がった意味は大きい。ボランティアの存在価値を改めて痛感した」と、新しい交流の意義を強調した。 同協会では、活動のためのカンパを呼びかけている。郵便番号00920−6−29408「コリアボランティア協会代表 康秀峰」。 |
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