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被災お年寄り手紙で励ます 「コリアボランティア協会」呼びかけ 2年で1万1000通超える 国境越え広がる輪 阪神大震災で被災したお年寄りの手紙を出そうと呼びかけている「コリアボランティア協会」(生野区)に寄せらた手紙が、今月に入って一万一千通を超え、第六号の手紙文集一万部を作った。二年前に全国の小中学生らに呼びかけて以来、同協会には「がんばって」「くじけないで」などの手紙が続々と届き、会員たちが被災地となった神戸を訪ね、お年寄りたちに手紙や文集を手渡している。 手紙は毎日のように協会に寄せられ、最近は学校の文通クラブや、クラス、学年単位でまとめて送ってくれるケースが目立つ。会員が週に三回、手紙を持って仮設住宅や復興住宅、病院を訪れており、目が不自由な人には、その場で読んで聞かせている。 手紙には「くじけたらいけない。みんながはげましてくれる」「がんばれ、ファイト」「かぜをひかないように気をつけて」などの言葉があふれ、手作りのお守りや折り紙も同封されている。 お年寄りの中には、孫の世代からの励ましの言葉に思わず涙ぐむ人や、手紙を壁に張って何度も読み返す人もいる。小中学生との間で文通も広まり、手が不自由な人には会員が代筆している。 手紙文通は今回の六号で、一号からの発行部数が計六万部になった。六号はB5サイズ十六ページで、府内などからの手紙十通をコピーで紹介している。 同協会は、在日朝鮮人二世の康秀峰(カンスボン)さん(51)を代表に、在日韓国・朝鮮人と日本人らで大阪市生野区を中心とした障害者やお年寄りの介護を目的に一九九四年に結成された。現在、全国に六千人の会員がいるという。無料で文集を配っており、発行費のカンパと、配布などを手伝ってくれるボランティアを募っている。 康代表は「子供たちに思いやりの心が生まれ、教育的な効果もある。国境を越えたボランティア団体なので、朝鮮語など外国語の手紙も受け付けています」と話している。 寄付は同協会あてに郵便振替「00920・6・29408」で。 |
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