1997年10月10日(金)読売新聞























 
阪神大震災
被災地のお年寄りに
励ましの手紙送ろう
ボランティアが呼びかけ
文通の輪を首都圏に

 「被災地のお年寄りに励ましの手紙を」−と、阪神大震災の被災者支援を続けている「コリアボランティア協会」(大阪市、康秀峰代表)は、仮設住宅の独居老人を文通を通して励ましてもらおうと、東京など首都圏の小中学生らにも呼びかけている。
 同協会は、阪神大震災の際に、被災地での炊き出しなどのボランティア活動を行い、現在も週四日、仮設住宅で暮らすお年寄りや障害者の介護をしている。今年三月からは、お年寄りに子供たちとの交流をと、文通支援を計画。小中学生らに手紙を送るように呼びかけたところ、これまでに千通以上が届いた。
 「手紙を書くことで私の元気をたくさん送りたい」(高知県の女子高校生)、「もうすぐ新しい家できますか? わたしもできるまでおいのりします」(兵庫県の女子児童)といった手紙がお年寄りに届けられ、喜ばれているという。
 文通支援の輪を全国に広げるため、首都圏の子どもたちにもぜひ手紙を、と同協会では呼びかけている。
 同協会は手紙を文集にまとめて仮設住宅などに配るなどしているが、資金が不足気味。このため九日から十四日まで東京駅や新宿駅などで街頭募金を行うほかカンパを呼びかけている。

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