掲載新聞 1995年8月9日 朝日新聞
1995年8月9日 朝日新聞 被災障害者支援へ寄付
生野区の介護団体
音楽会の収益102万円


 生野区で障害者の介護などをしている「コリアボランティア協会」(康秀峰代表)は八日、阪神大震災で被災した障害者を支援するために開いたチャリティーコンサートの収益金百二万六千円を、府内の障害者団体でつくる兵庫県南部地震・障害者救援本部(城東区、楠敏雄代表)に寄付した。
 同救援本部は寄付金を、神戸市兵庫区の被災地障害者センターと西宮市の半身障害者解放センターを通じて、民間の介護者派遣組織の運営費や、震災で全半壊した共同作業所の再建費にあてる。
 被災地の両センターは仮説住宅を回り、被災障害者の実態調査をしている。仮説住宅は段差のある玄関やユニットバスなど構造上、介助が必要。しかし、阪神大震災で介護ボランティアも被災した人が多く、障害者の介護体制の確立が急務になっているという。
 チャリティーコンサートは七月二十三日、中央区の森ノ宮ピロティホールで開かれ、邦楽団のほか在日韓国人女性歌手のジュリー・パクさんや南アフリカ共和国出身の詩人らが出演。約九百人の観客で盛り上がった。

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