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安らげるマダンを 2世商工人の提供 同胞や障害者に支援 生野にコリア文化ホール 【大阪】同胞密集地の生野区桃谷に「サランバン・コリア文化ホール」が五日、オープンした。障害者や在日韓国・朝鮮人など社会的弱者が集い、共生していける場所作りを目指していく。地域の同胞商工人が地域でボランティア活動に携わる同胞書道家に無償で会社の約百平方メートルの空き事務所を提供したもので、障害者のための活動や同胞の文化活動に無料で貸し出す。 事務所を提供したのは、不動産やパチンコ、飲食業などを含む在日二世の商工人の文萬一さん(四六)=丸萬産業社長、生野区田島=。昨年十月に本店営業所として使っていた賃貸マンション二階の同事務所を北巽に移転することになり、事業発展の上で思い入れが深かった場所だけに、営利目的のために貸すのではなく、何か有効に使う方法はないかと考えた。 その中で生野区桃谷で書道教室を開き、障害者の介護などボランティア活動にも携わる在日二世の書道家、康秀峰さん(四四)のことを知った。「貧しい子には月謝も取らず、習字を通して、人間性を育てている」姿に共鳴して、昨年末、事務所提供を申し出た。康さんは三カ月間ほど固辞してきたが、社長の熱意に動かされ申し出を受け入れた。 康さんが協力を呼びかけたところ、映画「潤の街」の脚本で知られる映画監督の金秀吉さん、ワンコリアフェスティバル実行委員長の鄭甲寿さん、一人芝居「身世打鈴」の新屋英子さん、「ハナの想い」の歌手、朴珠里さんや、地域の障害者や同胞団体など百ほどの団体、個人が運営に協力していくことになった。 康代表は「障害者や在日、部落の人など弱い人のためになる。みんなが平等で一緒になれる場にしたい。家庭破壊や暴力、登校拒否などすべて愛情の欠落で起こるもの、ホールを愛の香りのただよう、心のやすらぎの場にしたい」と話す。 五日のオープンには地域の同胞、日本人ら約百三十人が集まり、新屋英子さんの一人芝居「身世打鈴」を楽しみ、開館を祝った。 週四日は書道教室で使い、日、月、火曜日の午前九時から午後十時までと金曜日の午後七時から十じまで、無料でホールを貸し出す。電話=06・717−7301(水、木、金、土曜日のPM3時〜6時) |
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