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大阪コリアボランティア協会 ほっかほっかの汁宅配 神楽小でトックク、サムゲタン 在日同胞が多く住む大阪府の生野区を拠点とするコリアボランティア協会(康秀峰代表)が二十五日、神戸市の市立神楽小学校でサムゲタン五百人分とトックク千人分の炊き出しを行い、会場に来れない百六十人に温かい汁物の宅配を行った。 同協会は九四年一月に開設。身体障害者、高齢者介護を中心に活動しており、登録ボランティア数が千人に達する。これまでにも、阪神大震災直後から五十人のボランティアが他の団体に協力する形で活動していたが、今回は民団と総連双方の協力を取り付けて協会独自の活動として行った。 炊き出しのほかにも生野区の共和病院から医療車を借り同胞の医師や看護婦による診察を行ったり、文芸同メンバーの踊りなどで慰安した。 同病院所属の薬剤師・李智華さん(三六)は「総連の医療団としてこれまで動いていた。平時にこうした形で協力できればもっと良かったのに」と話す。 同協会の鄭炳熏さん(四三)は「炊き出しの宅配のため、三日前から長田区を調査し、崩れかけた家に残っている高齢者や障害者を探しておいた。サムゲタンは民団、トッククは総連と、それぞれの材料と設備の協力がなければ実現できなかった。感謝している」としてから「これを皮切りに週一回のペースで支援活動を続ける。すべての被災者が自立できるまで継続したい」と語り、不慣れな野外活動を実施できた手ごたえで支援継続に自信を深めた様子だった。 民団西神支部の金泰煥丸山分団長(四四)は「同協会に協力したからといって、組織としての民団が総連と協調したのではない。自分たちで用意できない状態で既成団体をあてにされては困る」と渋い顔で注文をつけた後、「でも、善意は有り難い。協力したのは宅配までやろうとする意気に感じたというところだな」と苦笑しながら語った。 |
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