掲載新聞 2008年11月26日(水)産経新聞
2008年11月26日(水)産経新聞 コリアボランティア協会(生野区)代表代 理鄭炳熏さん
「民族・国境・ハンディを越えて」
元気宣言
 協会ができたのは14年前。在日韓国人で書道家の康秀峰(カンスボン)代表を中心に専従スタッフ4人で、 篤志家の社長が無償で提供してくれたマンションの一室を拠点にボランティア組織をスタートしました。モットーは「民族・国境・ハンディを越えて」。 カンパに支えながら、国籍を問わず、困窮している地域の高齢者や障害者に“駆け込み寺”として居場所を提供しながら相談に乗り、 地域住民に無料のハングル教室を開くなどの活動を続けています。
 しかし、最初の拠点は社長の会社の倒産で8年前に立ち退きになり、近くに小さな事務所を借りてかろうじて活動を続けてきました。 家賃負担があるうえに、場所も狭く相談にも満足に乗れない。スタッフも無給でみんな私財を活動につぎこみ、ぎりぎりの生活を送っている状況です。
 でもやめるにわけにはいかない。苦しんでいる人を助けるのは助け合いの精神しかない。人間関係が希薄になっているなか、 ボランティアの輪が広がればどれだけの人の心があたたかくなることか。そういう情熱を持ってやってます。金銭的には“破綻状態”ですが、 これからも困っている人たちのために活動を続けていきたいと思っています。

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