2006年6月24日(土)大阪日日新聞












































 
生活、歴史…
まち歩き理解

「在日コリアン」学習

茨木・三島中生徒

 生野区 在日コリアンが区内人口の四分の一を占める生野区で、特に在日コリアン住民の比率が高い、かつて「猪飼野」と呼ばれた地域をこのほど、茨木市立三島中(大喜多正光校長)の生徒たちが訪れた。生徒たちはコリアボランティア協会(同区)の案内で同地域を歩き、在日コリアンの生活や歴史に触れて理解を深めていた。
 人権などを考える同校のフィールドワークの一環で、二年生のうち三十三人が参加した。
 同協会事務局長の金隆明(キム・ユンミョン)さん(二八)が、国籍や民族、ハンディを越えた同協会の活動や、猪飼野の歴史などを説明。生徒たちは「在日コリアンとして苦労したことは?」「ボランティアをしていてよかったことは?」などと質問を投げ掛けていた。
 生徒たちは同地域の狭い路地を歩きながら、文献上では日本最古の橋といわれる「つるのはし」の跡地に立つ石碑を見学。民族学校の大阪朝鮮学園や在日コリアンが半分を占める御幸森小などを見たあと、平野川に出て橋の欄干から川を見下ろし、戦前に多くの在日コリアンが同川の付け替え工事でこの地に渡ってきた歴史に耳を傾けた。
 長い間、平野川の水面を眺めていた和田直道君は「在日コリアンの人たちも苦労してきたのだと感じた」と感想をもらしていた。
 生徒たちはこの後コリアタウンとして有名な御幸森商店街を見学、キムチ作りを体験した。

(多賀知子記者)

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