◆<不正入札事件>ODAめぐり談合常態化
毎日新聞ニュース速報【小林直】
北方領土・国後(くなしり)島のディーゼル発電施設をめぐる不正入札事件で、偽計業務妨害罪に問われた「三井物産」の元幹部、飯野政秀被告(44)は28日、東京地裁(木口信之裁判長)の公判で、政府開発援助(ODA)を舞台に「談合が常態化していた」と供述した。また、証人出廷した元同社社員も「談合は常時行われている」と証言し、不正入札が横行していた実態を明らかにした。
飯野被告は、同社社員の島嵜(しまざき)雄介被告(39)=分離公判中=から、発電施設をめぐって談合していると聞き、制止しなかったことを明らかにした。そのうえで「組織の一員として利益追求を第一に考えた。ODAでの談合の常態化が甘えになった。本当に反省している」と述べた。弁護側の被告人質問に答えた。
【小林直】
[2002-10-28-13:16]